私がツーブロックゴリラを卒業した理由
実は僕10年以上続けたツーブロックゴリラ引退しました。
辞めてしばらく経ち、自分の気持ちを再度整理する為に書きました。
サラリーマンとして、今自分がしている仕事が
「本当にやりたい事なのか」
「それはなりたい自分への一番の近道なのか」
問いかけ続けないと、いつの間にか
「やっている事がやりたい事」
に変わってしまっている
そして次第に役職や条件も上がり
居心地の良い環境から抜け出せなくなっている自分に
「やりたい事はなかった」
「これが自分のやりたかった事だ」
と無理やり言い聞かせ、周りの大人達と同じ様に現実を受け入れる
そんな、自分にはなりたくなかった。
そんな、自分になりかけていた。
だから僕はツーブロックゴリラを卒業した。
3週間に1度、ヘッドスパ付き、3㎜で刈り上げる、ツーブロックを卒業した。
全ての移動はタクシー、ブランド物のネクタイ、オーダーのスーツ、誰にでも奢る癖、NOとは言わない後輩とのやりとり、毎日飲んでも飽きない仲間
そんな群を抜け出した。
全てやめた
全ては、収入というステータスで他人稼いでいると言った優越感でしかなかった
それが心地よかった(※今思うとかなりヤバイ)
どんなに電話を切られても掛け続ける精神力、断るお客さんを根拠とマンパワーで最終的にYESと言ってもらう営業力、辞めたいと言う社員を理由付けし巻き返すマネージメント力。
これらはどれも僕の大切な財産だ。
諸先輩方々は皆優しく、皆尊敬している。
しかし
もう一度働く意味を見直し、自分が得たいものの為に働く
20代前半の時は、とにかく「営業力をつけたい」「お金を稼ぎたい」「若いうちから責任のある仕事をしたい」そんな感じだった
20代半ばに
「なぜこの世に生まれてきたのだろう?」
的な誰もが通る道へ
そこから
「せっかくの人生だから、自分の為だけではなく、大勢の人のやくに立つことをしよう、それが使命だ」
只、今の仕事は学ぶ事だらけだ、
営業力があれば何でもできる!←営業会社特有のモチベート
マネージメントができれば起業もできる!←なぞw
「いつかくるその日の為に、今の仕事を頑張ろう!!」
と、言い聞かせ日々の業務に取り組んでいた
当たり前だが10年経ってもその日は来なかった。
何故なら、僕の行動は自分があくまでツーブロックゴリラを極める道なのだから
しかし、自分の描く未来とは違う。
自分の力でもっと多くの
「直面する社会課題を解決し、一人でも多くの人の役に立ちたい」
その為には、誰かがどんな意図で用意したものを何も考えず、ただひたすら売り続ける
のではなく
自分で課題解決するサービスを作り、世の中に広めたいと思った
だが僕には圧倒的に知性が足りなかった