(書評)デザインマネジメント 田子學
最近読書量が大幅に減ってきている事もあり、自分を律する為に読書目標を立てた。
「6月末迄に18冊を読み、全てアウトプットを行う」
開始して1週間、ようやく1冊を読み終えた。。。
この本は、某企業のブログで書いてあった「非デザイナーが読む、デザインについて学ぶ本」的な本である
一言で表現するならば
「デザインってめっちゃ幅広い」「デザインって身の回りの事ほとんど関わっている」「デザインって色や形だけの事、グラフィック的なビジュアル要素だけじゃない」
って事
デザインってこんな可能性あるんだよ!って教えてくれた本
全然伝わりにくいと思うがそういう事だ
”デザインとは「社会課題を産業で解決する仕組みづくり」である”
本の中で幾度となく書かれていた
・作れば売れるという時代は終わった
・色々な物や情報で溢れている
・カッコいいや、使いやすいだけでは売れない
・価値観も多様化しライフスタイルも細分化している
など、「大量生産、大量消費」の時代はとっくに終わってるんだよって事
しかし企業は機能性だったり、ビジュアルを追い求めている
そんな商品やサービス、消費者には響かない
今の時代、ニーズなんて今あるもので満たされる
顧客が気づいていないwhantを叶える、それがないと響かない
家事=ルーティン=嫌だない
という概念を、ひょんな事をきっかけに「家事が楽しい」と思えるようにきっかけを生み出す
それ位のインパクト
色や形だけではなく、目には見えない何かまで李フレームしてしまう事、それがデザインマネジメントの真の力なのだ
世の中には、意図が理解できない、顧客の事が考えられていない商品、サービスで溢れている。
そんな世の中を「デザイン」の力でハッピーにする
そんな使命を感じられる一冊であった