書評 成功者の告白 神田昌典
現在の課題点
今、起業するにあたりどの様な業種で、どの様な方法で起業するのか定まっておらず、どの様な観点から探せば良いか?
どうやら、起業して成功までの道のりには色々な法則が有り、それは成功だけでなく数々の困難が降りかかると行った法則もあるらしい・・・
が目次や書評を読んだ感想である、その困難を解決する方法も含め法則の様なヒントになるものを掴みたい。と言うのが読むきっかけである。
「ビジネスの成功する為には、一にタイミング、二にタイミング、三にタイミングである」
高度経済成長期は、日本という国自体が成長期であった為に、あまり考えなくても成功できた
今から、松下幸之助さんがエアコンの会社を作った所で成功はしないだろう
成長カーブ=導入期→成長期→成熟期→衰退期
起業するにあたり、参入時期は導入期、成長期(ダイヤの原石)が望ましいが皆そこを考えずに前職(目の前に石)を一生懸命磨こうとする
衰退期に入ったビジネスはコンテンツの改善を行い、別の成長カーブに乗らない限り縮小する
ビジネスを考えるポイントとして
1.成長カーブのどの位置にいるのか?
2.ライバル会社との比較で優位性があるか?
3.ビジネス継続の為の粗利は取れるか?(5割〜6割)
誇り(好き)をもてる仕事で儲かる仕組みのビジネスを選ぶ!!
導入期から成長期に入り会社が軌道に乗ってくると、仕事と反面、家庭ではうまくいかないケースが多い
妻→家事育児でのストレス、旦那の成功を素直に喜べない
夫→自分が働いているは家族の為、なぜ報われないのか?
すれ違いが生じる→女性関係の問題が発生するケースが多い
家庭内がうまく行っていないと本能的に子供が病気になるケースが多い
仕事中毒になる前に家族との時間をとること!!
(*ここで踏ん張って、パートナーと向き合う事で絆が生まれる、不満を溜め込むのではなく、その都度小さい喧嘩をし、絆を深めることが大切)
家族が幸せになる為に仕事がある!!
メモ
経営のシステム化(マネージメント)
導入期は一人でもある程度回るが、成長期に入り人数が増えると経営を組織化する事が必須
その為に・・・
STEP0
怒りの解放(不満や怒りを吐き出させる)
STEP1
母親の無条件の愛(根本的に愛されていると実感がない限り何を言おうが無駄)
*グッド&ニュー
*承認の輪(ヴァリデーション・サークル)
STEP2
父親のしつけ
クレド(否定的な決め事ではなく、肯定的な決め事)→ラインナップ
文化は解雇と採用の際に作られやすい(解雇の後のコミュニケーション)
起業間もない時の課題
見込み客の集客、見込み客からどの様に契約するか?
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最近はスタートアップが騒がれているが
既存のシステムをテクノジーを駆使し圧倒的に便利にする事で急速な成長をしている
全くあたらしい事ではなく、衰退期に入ったビジネスをテクノロジーで別の成長曲線に乗せている