書評 お金2.0 佐藤航陽
僕が、日本でも日本でもトップクラスの先見の目を持っていると勝手に思っている方の一人
また、読書とは
「もくじや書評などを熟読し、この本は何が書いてあるって自分の課題感をどう解決してくれるか、を紙に書いて、その解決方法が書いてあるところを辞書を調べるように読んでいく、、、」
と最近注目している元リクルート起業家のけんすうさんがツイートしていたので実践しようと思う。
読む前準備
今世の中でどの様な変化が起きていて、自分はどの様な次の一手を打つべきだろうか、何を基準にして動くべきか?
という課題を持って読書に入る
どんな変化が起きているのか?
資本主義⇨価値主義へ
先進国では物もサービスも飽和状態にあり、商品を売るだけでは人を引きつけることはできない
近代社会では①有用性としての価値(経済、経営、金融などで価値があるもの)のみを価値があるものとしてきた
これからくる未来(もう半分来ている)
②内面的な価値(愛情・共感・興奮・好意・信頼)
③社会的な価値(慈善活動やNPO)
(②③は有限でないので、テクノロジー活用は必要)
が価値があるものとして広まって来た
フェイスブックやインスタグラムなどのいいね、やリッツイート、などはひと昔であれば何も価値は生まなかった。
今のミレニアム世代は、生まれた時から比較的物質的には恵まれていた。
その為マズローの法則でいう自己実現、そしてその上の社会全体の自己実現を生きがいとしている。
今の常識と呼ばれるものは、人口のボリュームゾーン(45歳)の人の考えでありこれからどんどんと変わっていく。
今までは、就職の時には会社の規模や年収などが基準となる事が多かったが
これからは金銭的なリターンを求める程儲からなくなり、何かに熱中している人程結果的リターンを得る。
この世界で活躍する為には他人に伝えられる程の熱量を持って取り組める事を探す事!
自分の価値を高めておけば何とでもなる、会社や役職の肩書きがなくて何ができるかが重要になってくる。
それを高めることに熱中すべき!!
メモ
現実は3つの異なるベクトルによって変わる
①お金(経済)②感情(人間)③テクノロジー
経済は個人の欲望、欲求を起点に動く報酬ネットワーク
①本質的欲求②金銭的欲求③承認欲求
作るべき経済システム
大前提として自己発展的に拡大していく仕組み、Facebook→人が人を呼ぶ仕組み
明確な法則がある
①インセンティブ(参加する人に明確なメリットがあるか)
現代3M(儲けたい、モテたい、認められたい)
②時間にて変化する(リアルタイム)
③運と実力の両方の要素がある(不確実性)良いバランス
④秩序の可視化(ヒエラルキー)偏差値、年収、売上、価格、順位
⑤参加者が交流する場がある(コミュニケーション)
追加
1、寿命を考慮する、飽きがきた場合の移動先の準備
2、共同幻想、同じ価値観